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多雪地に建つ社屋

積雪1.2mの多雪地に建つ社屋(事務所 兼 倉庫)。積雪荷重が大きい多雪地でスパン10.92m、桁行30mの大空間を有した建物です。建物の1/3が二階建てのため、立体解析を行い計画した建物です。建物の桁行が長く、耐震設計には耐力壁間距離が大きいため狭小耐力壁(ベースセッター㈱BXカネシン)を活用しました。必要に応じて制作金物、大断面集成材を利用しましたが、既製品の集成材と金物を主として計画することで、鉄骨造の予算と同程度の建設費で実現した計画です。

トラス

在来軸組工法

建物用途:
社屋(事務所 兼 倉庫+作業所)
延べ床面積:
587.7m2
スパン:
10.92m
制震要素:
桁行方向 - 在来耐力壁
梁間方向 - 在来耐力壁+ベースセッター
水平幅面:
ターンバックルブレースM14
構造概要:
トラス上弦材 180×450
下弦材 120×180
妻面耐風柱 120×330
主要接合金物 テックワン

日経ホームビルダー掲載記事(PDF)