WHフレーム

広島に建つ店舗(スパン13.65m)

軽量鉄骨で計画された建物ですが、コストダウンを目指して木造化した建物です。積雪30cmのエリアであったことからフレームピッチを2.73mとし躯体費を合理化しました。桁行き長さが約25mと長いことから、鉛直力も水平力も支えることができる自立フレームとして計画したトラス・ラーメンフレームを配置し、張間方向の耐震要素とした計画です。各フレームが耐力壁の役割も兼ねることから高強度な水平構面が不要となります。屋根は折板仕上げである事から水平構面は丸鋼ブレースで構成しコストダウンを実現しています。

建物用途:
店舗
延床面積:
335.38㎡
耐震要素:
桁行方向 ─ 在来耐力壁
梁間方向 ─ トラス・ラーメンフレーム
水平構面:
ターンバックルブーレースM12
構造概要:
上弦材 ─ 105×300
下弦材 ─ 105×240
柱 ─ 105×360
主要接合金物 ─ テックワン
斜材接合部 ─ MPねじ接合システム