トラス

6m以下の一般流通材を活用して大スパンを構成する構造形態としてトラスが非常に有効です。一言にトラスと言っても様々な架構形態があります。特にスペースを確保しやすい小屋組はトラスを活用しやすい場所です。積雪地などで荷重条件が厳しく市販されている接合金物で構成できない場合には、制作金物を個別に設計することで積雪地でもコスト合理性の高い加工を実現できます。

自立フレーム

耐力壁が設けられなくても架構形式を工夫することで耐震フレームを構成することが可能です。大きな開口部や耐力壁間距離が大きい大空間で有効な架構形式です。自立フレームを活用することで桁行きが50m以上ある建物を木造で実現できます。

高耐ブレース

(株)タツミのテックワンP3プラスを活用することで、壁倍率15倍の高耐力な耐震要素を構成することが可能です。木ブレースは耐力壁でありながら風と光を通す「見せる耐震要素」と出来る事から、意匠性と空間性を両立出来る架構形態です。

在来軸組工法

(株)タツミのテックワンP3プラスを活用することで、壁倍率15倍の高耐力な耐震要素を構成することが可能です。木ブレースは耐力壁でありながら風と光を通す「見せる耐震要素」と出来る事から、意匠性と空間性を両立出来る架構形態です。

WHフレーム

WHフレームは大スパンを実現するトラス構造と、耐震性能を発揮するラーメンフレームを融合したトラス・ラーメンフレームです。スパンが大きく耐力壁間距離の大きい大空間を構成する際に有効です。フレーム自体が耐力壁の役割も担うことから水平構面に高い性能を求めること無く計画できます。桁行きが長い大空間を有した計画の際有効な架構形式です。